2023.07.24
プレスリリース

武蔵野金属、休耕地活用で農業参入。
自然と人と地域を活かす、農業プロジェクト「スコップ®」がスタート!

武蔵野金属株式会社(本社:埼玉県越谷市 代表取締役:立花晋哉、以下「武蔵野金属」)は、久喜営業所近隣の休耕地を活用し、農業プロジェクト「スコップ」を開始します。
武蔵野金属が培ってきた循環の精神、地域との連携を活かし、農作物生産だけにとどまらない、地域の暮らしがちょっと楽しく豊かになる取り組みを行なっていきます。
2023年7月より、トマト、さつま芋の生産を始め、緑肥として活用する花畑、地域の人と交流できる遊歩道などの整備などに着手していく計画です。今後も随時、情報を発信していきますので、「スコップ 公式サイト」(下記参照)にてご確認ください。
なお、本事業については、全体のプロデュースをあぐり×ばんく、ブランドデザインを㈱アグリエール、また、武蔵野銀行のご協力を受けております。

スコップ 公式サイトhttps://schop-musashino.jp/

参入への思い 武蔵野金属は「正しい未来へ、確かにつなぐ。」をコンセプトに、武蔵野から関東一円に拠点を持ち、持続可能な社会の実現に向けて実績と信頼を積み重ねてきました。
地域密着型企業として地域の方たちへの感謝を込めて立ち上げたのが、この農業プロジェクト「スコップ」です。地域のあらゆる資源を活かしながら、皆さんと共により良い未来へ歩んでいきたいと考えています。

参入概要 スコップは、埼玉県久喜市にて約2ha(20,000㎡)の農地を借り受け、まずはハウスで中玉トマト、露地でさつま芋の生産を始めます。今後、さらに休耕地を整備し、様々な作物の生産、地域に根差した農業を展開していきます。

「スコップ」のコンセプトが生まれた経緯 「スコップ」のコンセプトは、武蔵野金属で働く人たちがアイディアを出し合って生まれました。
昨年の12月に2回のワークショップを行い、「収穫物はなるべく余さず、おいしい加工品にしたら?」「残渣(収穫後に残った茎や葉、つるなど)も活かして肥料に使用」「多様な人たちの力を活かす場にしたいね!」など、たくさんのアイディアが集まりました。

「スコップ」のコンセプト「みんなで育てる楽しい農業」 みんな大切、みんな活かす。スコップは5つの約束をします。

①「大地」を活かす
休耕地を再生して、おいしい野菜が採れる畑に。長期計画を立てて徐々に規模を拡げ、地域に根付いた農業を続けていきます。

②「実り」を活かす
収穫物は加工品にも活用し、余すことなくおいしくいただきます。
子ども食堂やフードパントリー、学校給食にも提供します。

③「自然」を活かす
化学肥料になるべく頼らず、緑肥や生産残渣、地域の堆肥を使う循環型農法を目指します。地域の人たちの目を楽しませる花を植え、緑肥としても活かします。

④「人」を活かす
農業に関わる雇用を生み出し、多様な人たちがそれぞれの力や個性を発揮できる機会を作ります。

⑤「地域」を活かす
野菜をつくる人と買う人・食べる人が交流できる、直売施設も計画中。収穫の季節にはイベントも行い、地域の人たちの楽しみを作り出します。

企業概要

  • 企業名 武蔵野金属株式会社
  • 代表者 立花 晋哉
  • 所在地 埼玉県越谷市南越谷2-2817
  • 設立 1963年3月(創業1943年)
  • 主な事業内容 鉄スクラップ加工処理業

武蔵野金属URLhttps://musashino-6340.jp/

あぐり×ばんくについて 花咲牧場を運営する(株)加須畜産の社内事業です。あぐり(農業)とばんく(元銀行員)のナレッジネットワークを掛け合わせ、埼玉県内の農業生産者の伴走支援と異業種の繋ぎ役、農業参入支援を手掛けています。

あぐり×ばんくURLhttps://agribankjp.com/

株式会社アグリエールについて 食、農に関わるブランディングを行うクリエイティブパートナーです。魅力あるブランドづくりに向けて、課題の発見から戦略立案、デザイン制作まで一緒に考え、地域資源の活性につなげています。

アグリエールURLhttps://agriyell.com/

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